- 駒沢大学駅の歯医者
「高野デンタルクリニック」 - 一般歯科・小児歯科
できるだけ削らない・抜かない。
インプラントをしないための虫歯治療
駒沢大学駅徒歩1分の歯医者「高野デンタルクリニック」では、できるだけ削らず、抜かない虫歯治療に取り組んでおります。歯科専用の医療設備と多彩な治療法で、患者様の大切な歯をお守りいたします。
「他院で抜歯と言われた」という方も、ぜひ一度当クリニックまでご相談ください。
楽しくおいしく食事をするために
今ある健康な歯を守る
人工歯ではおいしさを十分に感じられず、どうしても違和感が出てしまいます。食事を楽しむうえで、天然歯に勝るものはありません。「食の喜び」は、人生の楽しみの多くを占めるもの。当クリニックでは歯を削る部分を最小限に抑え、なるべく「削らない」「抜かない」治療を心がけております。保険診療も承っておりますので、患者様の治療についてのご希望やご不安をお伺いし、口腔内を入念に検査した上で治療方法をご提案いたします。
安心かつ精密な治療を実現する「マイクロスコープ」
当クリニックでは安心かつ精密な治療をご提供するため、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを導入しております。患部を約30倍にまで拡大できるため、細かな部分もしっかり確認することが可能です。これにより、虫歯に侵された部分のみをピンポイントに除去できるため、歯を削る量を最小限に抑えられます。
削る量を最小限に抑えた当クリニックの虫歯治療
マイクロスコープを使用し、まずはインレー処置もしなくて済むよう、不必要な部分を削らず、できるだけ健康な歯を残す治療を目指します。
もしも神経に触れるほど虫歯が到達してしまった場合
虫歯の状態や位置によっては神経まで発展してしまっている場合があります。また、中には痛みなどの症状が出ず、神経までの発展に気づくことができない患者様もいらっしゃいます。大事なのは、しっかりと検査し、どこに虫歯があってどうしたら神経や天然歯を最大限残すことができるのか考えることです。これまでは神経ごと抜き、おおきなかぶせもので蓋をすることしかできませんでしたが、当院では、様々な方法で可能限り神経や天然歯を残す治療を試みています。患者様のご希望や虫歯の状態によっては保険診療でのご対応も可能ですので、まずはご相談ください。
神経を極力残し、歯の寿命を延ばす「歯髄温存治療」
神経組織を失った歯は栄養や酸素が不足し、変色や虫歯の再発など、さまざまなリスクを抱えることになってしまいます。そこで当クリニックでは、歯の神経を極力残す「歯髄温存治療」に取り組んでいます。根管治療のように刺激の強い薬剤を使わず、また、歯質を必要以上に削らないことで、歯がもろくなるのを防げます。歯質が弱まる心配がないため、歯の寿命を延ばすことにもつながるのです。
目視では分からない歯の神経の状態を把握できる「歯髄電気診」
電気歯髄診断器とよばれる機器を使用して行う診断です。歯に対して弱い電流を流すことで歯髄神経を刺激し、歯髄の生死を判断することができます。歯髄に異変のある歯には反応があり、反応がない歯には異常がないものとされています。
患者様のお口の中で異変があるものの、どこの歯にどんな影響が起きているのか分からない場合に歯髄電気診を行い、治療すべき歯を見出すことができるのです。当院では歯髄電気診により、正確な診断ができるため、むやみに歯を削らない・抜かない治療を実現しています。
根管内の清掃に効果的な「歯科用レーザー」
根管内の清掃には、歯科用レーザーを用います。歯科用レーザーには感染部位の除去だけでなく、殺菌・洗浄・除痛・治癒の促進などさまざまな効果が期待できます。当院で採用している「エルビウムヤグレーザー」は麻酔の必要性がないほど痛みが少なく、また照射範囲が狭いため、治療部位をピンポイントに処置できるのが大きなメリットです。
エルビウムヤグレーザーの特徴
エルビウムヤグレーザーは、エネルギーが特異的に水に吸収される性質を持っています。
これは他に歯科治療で使用されているCO2レーザーの約10倍、半導体レーザーの約100~1000倍と言われています。
エルビウムヤグレーザーのエネルギーが水に吸収されると、水は瞬時に蒸発し、その際の体積膨張は約1500倍以上になります。この蒸発する際の爆発エネルギー(マイクロエクスプロージョン)を利用して、温度の上昇を最小限に抑えつつ、歯根面・インプラント表面のプラークや歯石を除去、炎症性肉芽組織を除去をすることができます。
MTAセメントでの修復
問題の虫歯を、レーザーなどを使用してきれいに殺菌・消毒をした後、歯の神経部分の表面に、生体との親和性が高いMTAセメントと呼ばれる詰め物の材料をいれます、そして最後に削った部分を修復して終了します。神経部分の治療を最低限に抑え、治療の回数を減らすことができる方法です。修復も可能な限り小さく抑え、インレー処置でとどめられるよう努めています。
進行した虫歯に対する歯科用レーザーを使用した当院の症例①
進行した虫歯に対する歯科用レーザーを使用した当院の症例②
神経に痛みが出るほど進行してしまった場合は根管治療を行います
重度の虫歯に対する治療は、感染した神経や血管を取り除くのが一般的です。しかし、神経を除去した歯は、枯れてしまった葉っぱと同じ状態です。健康な葉は握ったり傷がついたりしても再生しますが、枯れてしまった葉っぱは握るとそのまま砕けてしまいます。神経を抜いてしまうと、歯を失ってしまうリスクが格段に上がてしまうため、当クリニックでは重度の虫歯であっても可能な限り「神経を残す」治療を行ないます。
再発リスクを低減する「ラバーダム」
根管治療をはじめとする虫歯治療は、再発が多いことで知られています。特に注意しなければならないのが、だ液の浸入による虫歯菌の感染です。当クリニックでは治療中の再発リスクを低減するため、「ラバーダム」というゴム製の防御膜を使用しています。治療する歯のまわりをラバーダムで囲うことで、だ液の浸入を効果的に予防できます。
根管治療を可能にする「ニッケルチタンファイル」や「マルテンサイト」
歯の神経が集まる「根管」の内部は複雑な構造をしているため、神経にまで達した虫歯に対しては非常に精密な処置が求められます。一般的に根管治療ではステンレス製のファイル(細い棒状の器具)や、ニッケルチタン製のファイル等を活用し、歯の根の湾曲に沿い、精度の高い治療を実現しています。これらのファイルの他、当クリニックではやわらかく、曲げに強い「マルテンサイト(形状記憶NiTiファイル)」を採用しています。他の治療器具と比べて高い弾性を持ち、手が届きにくい奥歯の根管もスムーズかつ的確に処置できます。
個包装で安心な「ペーパーポイント」
ペーパーポイントとは、根管内の水分を乾燥させるために用いる筒状の紙のことです。根管内の清掃中に、浸出液や余分な薬液を吸収するのに役立ちます。また、止血や薬液の塗布、生体親和性の高いMTAセメント、バイオ シー シーラーなどの充填などに用いられ、歯のヒビを封鎖することにも役立ちます。当クリニックで使用しているペーパーポイントは個包装されているため、いつでも清潔、安心です。
十分な殺菌処置後の「根管充填」
根管内の細菌を殺菌し、ペーパーポイントなどで水分を十分に取り除いた後、ガッタパーチャーと言われるゴムのような樹脂を詰めて充填していきます。ただ、ガッタパーチャーだけでは封鎖ができないので、のりのような役目を持つ「MTAセメント」や「バイオ セラミック シーラー」などを用い、根管内を充填します。バイオセラミックシーラーは、水分を含むと膨張する性質があるため、空間が生じにくくなり、細菌の侵入を防ぐことができます。保険診療と自費診療で治療の方法が変わってきますので、必ず患者様と相談の上、方針を決めていきます。
当クリニックで行った根管治療の症例
難しい症例でも……
歯を残すための治療「歯根端切除」
当クリニックでは、他院で抜歯を勧められた歯も、可能な限り残す方向で治療を行ないます。そのために欠かせないのが、歯根の端を切除する「歯根端切除術」です。歯根端切除術なら、根管治療を適用できない症例や、根管治療で完治しなかった場合も歯を残せる可能性があります。またこの治療は、被せ物(クラウン)を外さず治療できる点もメリットです。
患者様ご自身の歯を活かす「意図的再植術」
根管治療では治療が不可能だった場合や、歯が垂直に割れてしまっている場合、意図的再植術(歯の再植)を行います。意図的再植術は、問題を抱えている歯を一度抜歯し、歯の処置を行なった後に元の場所に戻す治療法で、インプラントや部分入れ歯の手段を取らずに、ご自身の歯で延命を図る治療です。
抜歯をしても歯の歯根膜が残っているため、食べ物を美味しく噛む感覚を得ることができたり、歯や顎にかかる負荷が少ない点が特徴です。歯の状態によっては対応が難しい場合がございますが、ご自身の歯を有効活用できる手段です。ぜひご相談ください。
痛いと感じたら!
虫歯はすでに、かなり進行しています
初期の虫歯は、自覚症状がほとんどありません。そのため、痛みを感じたときには症状がかなり進行している場合がほとんどです。虫歯治療によって削られた歯にはダメージが蓄積されてしまいます。歯の寿命を縮めないためにも、早期発見・早期治療が大切です。
虫歯の原因
虫歯の原因は、歯と歯ぐきの間に付着したプラーク(歯垢)です。プラークには、虫歯の原因菌である「ミュータンス菌」をはじめ、数多くの細菌が潜んでいます。ミュータンス菌は砂糖(糖分)を栄養源に増殖し、歯を溶かす酸をつくり出します。甘いものの過剰摂取はもちろん、ブラッシングの方法や唾液量の不足なども、虫歯になりやすくなる原因のひとつです。
重度の虫歯も諦めない、神経を残す治療
重度の虫歯に対する治療は、感染した神経や血管を取り除くのが一般的です。しかし、神経を除去した歯は寿命が縮まってしまうため、当クリニックでは重度の虫歯であっても可能な限り「神経を残す」治療を行ないます。
永久歯に生え変わったばかりの歯の治療
乳歯から永久歯に生え変わったばかりの7歳~9歳ごろは、虫歯になりやすく、歯の根っこが出来上がってない状態です。そのため、根管治療で神経を取ってしまうと、歯の成長を止めてしまうといった悪影響を及ぼします。
当クリニックでは、虫歯の様な症状が無くてもレーザー治療を行うことで、止血と歯髄保存を行うことができます。レーザーによる治療で、神経を抜かなくても銀歯やコンポジットレジン、インレーでの処置が可能です。神経への影響を最小限に処置できるため、歯の負担を軽減できます。
【治療前の状態】
神経まで冒されていても、まだ浅く、痛みがない場合には神経を除去せずに治療が可能です。
【虫歯の除去】
神経を保護するために薬剤を注入します。
【貼薬】
神経を保護するために薬剤を注入します。
【仮封】
再発を防止するために、削った部分に仮の蓋をします。
【再石灰化】
再石灰化可能な虫歯部分の象牙質が硬化します。
【リエントリー】
6ヵ月後に薬剤と残っている虫歯を除去します。最終的にレジン(歯科用プラスチック)で蓋をして治療完了です。
自費診療をおすすめするケース
根管治療はより精密かつ安心な処置が求められるため、自費診療をおすすめする場合もございます。保険診療と比べて使用可能なツールが幅広く、再発リスクを大きく下げられるのです。
治療を中断するのは、大変危険です
治療によって削られた歯は、もろく弱い状態です。そのような状態で治療を中断すると、再発のリスクが高まってしまいます。また、虫歯の悪化により歯の神経が死ぬと痛みを感じなくなりますが、「痛くないから」といって通院をやめてしまうのは大変危険です。顎の骨が減ったり、患部から体内へと細菌が侵入してしまったりするリスクがあります。仮に症状が落ち着いていても、歯科医師から「治療完了」と言われるまではきちんと治療をお受けください。
「仮歯を入れる=治療完了」ではありません
仮歯を入れると歯の機能がある程度回復するので、そこで通院をやめてしまう方もいらっしゃいます。しかし、仮歯はあくまでも「仮」のものなので、長く使用することはできません。また、仮歯はズレやすいため、歯並びに悪影響を与えたり、虫歯を再発させてしまったりします。仮歯を入れても中断せず、最後までしっかり通いましょう。
歯を失ってしまったら、今後のことを一緒に考えましょう
痛みがなく、奥歯など目立たない位置であっても、歯を失った場合は適切な医療を受ける必要があります。歯を失った部分を放置していると、歯並びや噛み合わせが乱れたり、顎や顔つき、全身にまで悪影響をおよぼしたり、様々な危険性があるためです。虫歯や歯周病で歯を抜いた場合は、歯の機能が回復するまできちんと通院しましょう。ブリッジは両隣の歯を削る必要があるため、両隣の歯が健康な場合は、ブリッジよりもインプラント治療のほうが適している場合などがあります。当院では、患者様の健康な歯を守り将来を考えた上で、患者様にとって最適な方法を診断しご提案しております。
やむ終えずに抜歯処置をした場合は、
天然歯のようにしっかりと噛める、
インプラントがおすすめ
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